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FrontPage クライアント システムは、WinSock と TCP/IP を使って Web サーバーと通信します。クライアント コンピュータのウィザードやカスタム アプリケーションは、OLE オートメーションを使ってクライアント コンピュータと通信します。

FrontPage クライアント/サーバー アーキテクチャ

FrontPage クライアントは、HTTP を使用して Server Extensions と通信します。HTTP は、Web ブラウザや Web サーバーが通信に使用するのと同じプロトコルです。FrontPage は、HTTP POST 要求の最上部にリモート プロシージャ コール機構を実装します。これによって FrontPage クライアントがドキュメントの要求、タスク リストの更新、新しい作成者の追加などを行えるようになります。

Web サーバーでは、Server Extensions の Common Gateway Interface (CGI) プログラムに送信された POST 要求をチェックして、それらの要求を順に処理します。FrontPage は、プロキシ サーバー (ファイアウォール) を経由して、クライアントとサーバー間で正しく通信を行います。

 

FrontPage は HTTP PUT 要求を使用しません。HTTP の仕様に記載されているように、PUT は Web サーバーにドキュメントを送信しますが、PUT を実装している Web サーバーはほとんどありません。このため、FrontPage クライアントでは、Server Extensions とのすべての通信に世界共通で実装されている HTTP POST 要求を使用しています。

 

大部分の Web サーバーでは、世界共通の Web サーバー拡張機能である Common Gateway Interface (CGI) を使って FrontPage Server Extensions にアクセスできます。CGI の実装方法は、Web サーバーやプラットフォームの種類によって多少異なります。たとえば、ほとんどの UNIX Web サーバーは、CGI 拡張機能を別のプロセスで起動して実行しますが、Windows NT 上の Microsoft IIS は、オーバーヘッドの小さい CGI スタイルの通信インターフェイスである、Internet Server Applications Program Interface (ISAPI) をサポートしています。


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  最終更新日 : 1999 年 4 月
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